犬のホットスポットの症状
犬のホットスポットは、局所的に激しい痒みを生じるため、犬が何度も噛んだり掻き毟る事で、部分的に出血や体液、膿などでベトベトになっている部位が見られるようになります。
ホットスポットは傷口の痒みと痛みが強いため、飼い主が触ろうとすると怒ったり噛もうとして嫌がる仕草を見せるようになります。
アレルギー体質の犬や皮膚の弱い犬が何らかの原因から痒みを感じ、何度も舐めたり引っ掻いたりを繰り返していくうちに、皮膚に傷ができ、そこから細菌が感染する事で化膿を起こす場合もあります。
また、梅雨から夏の終わりなど、ジメジメした時期は毛の根元が蒸れやすいため、それによって皮膚常在菌が増えやすくなり、皮膚に炎症を起こしてしまう場合もあります。
特にゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、柴犬などのアンダーコートが密生している犬種によく見られやすい傾向にありますので、十分注意が必要です。