犬のホットスポットの治療
犬のホットスポットは突然発症する事が多く、局所的に出血や体液でベトベトした病変部が見られ、膿で黄色く見えたり嫌な臭いがする事もあります。
また、犬が病変部を舐め続けていると、口からも口臭を発するようになっていきます。
犬は体が痒いため、慢性的なストレスを感じてしまい、イライラして怒りっぽくなる事もあります。
治療には、化膿止めや消炎剤、抵菌剤などが用いられますが、病変部が大きい場合や症状がひどい場合には、抗アレルギー薬や副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)が使用される場合もあります。
犬が患部を噛んだり舐めたりする度に、症状は悪化してしまいますので、エリザベスカラーやペット用の包帯などで、とにかく噛んだり舐めたりさせないようにする事が最も重要になります。